eスポーツ×教育の最前線「高校eスポーツのリアル」
青山学院大学総合プロジェクト研究所「知財と社会問題研究所」(東京都渋谷区、所長:竹内孝宏)は、青山学院大学eスポーツ研究会(R3K)の第2回目の企画として、高校eスポーツ部の先進校を率いておられる先生方をお招きし、「eスポーツ×教育の最前線:高校eスポーツ部のリアル」を開催しました。
青山学院大学では2018年度からeスポーツの研究に着手して参りましたが、この3年間でeスポーツを取り巻く環境が大きく変わったことを実感しています。世界第3位のゲーム大国でありながら、eスポーツでは周回遅れと言われている日本。しかしながら、いわゆる「eスポーツ先進国」とは違う展開があるのではないか。R3Kは、このような問題意識のもと、教育、福祉、地域活性化、ツーリズムなどの側面から、「JeSports(日本型eスポーツ)」について研究を行っております。
2021年に開催したR3Kの第1回イベントでは、eスポーツにとって受容のハードルがもっとも高い分野であると思われる「教育」を取り上げて、ゲーム会社でeスポーツ事業に携わる皆様からお話を伺いました(「eスポーツの社会的価値を考える:eスポーツ×教育の最前線「高校eスポーツ部応援プロジェクト」の実践 https://ssp-ip.iro.aoyama.ac.jp/r3k_202112/」(『青山総合文化政策学』21号 https://www.agulin.aoyama.ac.jp/repo/repository/1000/22412/)。
2回目となる今回は、高校の「部活」としてeスポーツに取り組んでおられる先生方をお招きしてお話を伺いました。まさに「リアル」な大変興味深いお話でした。本シンポジウムのオンデマンド配信はありませんが、テキストの載録が『青山総合文化政策学』(2023年3月末刊行)に掲載される予定です。
開催日時:2022年11月14日(月)15:30〜17:00
開催方法:オンラインウェビナー
登壇者 :岡山県共生高等学校 eスポーツ部顧問・柴原健太先生
桐生第一高等学校 広報課長・齋藤康次先生
登壇者プロフィール
柴原 健太 先生 岡山県共生高等学校 eスポーツ部顧問(数学科・情報科)
2014年esports同好会設立後、2018年eスポーツ部へ昇格。 『ゲーム好きからe スポーツアスリートへ』という活動目標を掲げ、eスポーツ部の現状分析や活動の発信を手掛ける。『全国高校eスポーツ選手権』、『STAGE:0』で全国準優勝など、その他実績多数。
齋藤 康次 先生 桐生第一高等学校 広報課長(国語科)
2020年10月 同校学園創立120周年プロジェクトの「新しい部活動発足プロジェクト」でeスポーツをトライアルで実施。2021年4月 eスポーツ部発足 とともに、部室整備、機材購入、スポンサー契約やユニフォーム製作などに関わる。
※本研究会は、日本学術振興会科学研究費助成事業「メガマーケティングによるゲーム/eスポーツの社会的受容促進に関する研究」(課題番号:JP21K12486)による取り組みの一環です。
▼研究会に関する問い合わせ先
青山学院大学 eスポーツ研究会(R3K)
Email:esports.agu.2021@gmail.com